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中島みゆきの歌「地上の星」が“史上最遅“のミリオンセラーになった。無名の職業人群像を描くNHK番組「プロジェクトX」の主題歌ということは、今や誰もが知っている。これだけ息の長いヒット曲になったのはなぜか。ある著名な経済誌の編集長が「CDを買う人の多くが高度成長期のノスタルジーに浸っている。これでは日本の再生は、まだ遠いだろう」とテレビで話していた。
しかし、購入の動機はノスタルジーだけだろうか。政治主導の「夜明け」に期待するのをやめた人の多くが、自ら夜も輝く「地上の星」になろうとしているのではないか。紅白歌合戦で中島がステージとした黒部ダムの工事現場では、作業員全員が仕事前にこの歌を聞くそうだ。彼らもまた、地上の星であろうとしている。
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