| 夜明け前の闇 |
転職つれづれ
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「つれづれなるままに日ぐらし、すずりにむかひて…」。吉田兼好の「徒然草」は、この有名な一文から始まる。 |
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「つれづれ」を現代語にすれば「暇をもてあまして」というところ。でも現代の無職の人は「つれづれ」なのかというと、どうもそうではない。今の自分を徒然草風に表現すると「気ぜわしい中、日ぐらしディスプレイに向かいて…」となる。前の会社では相当忙しい思いをしたが、求職活動と職業訓練を並行してやるのも、けっこうきつい。結局、求職活動は職業訓練が終わってから力を入れることにした。節約にも限度があるので、かなり貧乏。再就職が決まったら「松坂牛のステーキとチョコパフェを腹いっぱい食べてやる」などと、しょうもないことを考えている。 |
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貧乏といえば兼好も生活に困っていたらしい。知人に送った和歌に「コメオクレ。ゼニモホシ」とのメッセージを詠み込んだのを思い出した。返歌の中の返答は確か「コメハナシ。ゼニスコシ」か「コメスコシ。ゼニハナシ」。日本文学史上の「巨人」が身近な存在になったようで少しうれしい。ただ、兼好がハローワークのような役所に行ったとか、職業訓練を受けたということは、まず無い。なんせ「つれづれなるままに」の人なのだから…。たぶん「朝の来ない夜は無い?じゃあ朝を待ちましょう」といったノリ。ちょっとまねできそうにない。 |
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ともすれば走りがちな現代人。兼好とは時代が違うが、「つれづれ」な時間があっていい。その方が疲れないし…。「早く落ち着き先を決めたい」と焦ると、面接で緊張しそうだし…。勤めてから「早まった」と後悔するのも避けたいところ。再就職活動は大切だが、この雇用状況。何回落ちても自分の力を疑う必要は無い。自らを信じて気楽に「待ちに待った朝」に向かって歩んでいければいい。 |
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このHPは2003年3月26日までに、正心実業専門学校で作成しました。先生方に温かい教えを受けたほか、共に学んだ方々からもいろいろ教えてもらいました。この場(画面?)をお借りしてお礼申しあげます。HPを見てくださった方に「さわやかな朝」がくることを願っています。 |
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